当社は、セネガル・サンジャラ市の地元の女性団体 GIE DIAMI SANDIARA と、マンゴーを加工しています。農林水産省の実証事業として実施しています。団体が生産と品質管理の実務を担い、当社は設備と衛生管理の方法を提供します。加工は団体の加工場で行い、冷蔵と冷凍はサンジャラ市にある当社の太陽光冷蔵拠点が担います。加工した製品は日本とフランスでプロモーション中で、日本ではサンプル出荷を始めました。

加工の流れ
市場に届いたマンゴーを洗浄し、皮をむいてカットし、加熱して殺菌します。冷やしてから袋に充填し、真空で密封します。ロット番号を付け、冷凍して保管します。加熱は二段で行います。一度目は果肉の殺菌、二度目は密封後の殺菌です。手順は、沖縄のマンゴースイーツ専門店『おきぽた』(株式会社ロイヤルエンターテイメント)の指導を受けて決めました。






衛生管理
加工場は、原料の入口から製品の出口まで一方向に流れる配置にしています。原料と製品が交わらないためです。工程ごとに、温度と時間と作業者を記録します。出荷の可否は、ロットごとの記録を見て判断します。HACCPの考え方に沿って重要管理点を定め、EU向けの衛生要件への対応を確認しています。
女性団体と進める理由
当社が決めたのは、機械を据えて終わりにしないことです。団体の施設で加工を行い、団体の人が工程と衛生管理を自分たちで再現できるまで研修を行います。研修は実技を先に、座学を後に置きました。生の実が使えるのは収穫期だけだからです。



製品:TUMIQUI Délice
加工したピューレは TUMIQUI Délice の名で、日本とフランスの事業者に評価を依頼しています。日本では食品商社とレストラン事業者、フランスでは菓子店が対象です。ピューレを使ったデザートは、おきぽたと試作しています。現在は、日本でサンプル出荷を始めた段階です。

