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第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト優秀賞受賞

先日ファイナリストビッチを終えた第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト(NBSC)で優秀賞に選出されました。

第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト受賞結果・ファイナリスト
https://social.nikkei.co.jp/final2019.html

日本経済新聞デジタル版記事
日経ソーシャルビジネスコンテスト、受賞4団体を選出

 

この約二年間、日本でアクセラレータ、ビジコン、JICA民間連携、などなどなかなか認められることはなく未完成だと。
その都度「時期尚早。次」と気持ちを切りかえ、明るく振舞いながらやってきていた。

その中で、メンターの一人がNSBCの締め切りは明日ですよとSNSの投稿を見て「これだな」とTICAD用に作ったカタログデジタルデータとWEB応募フォームへダイレクトに応募理由を書き申し込み完了、そんな応募キッカケだ。

結果、幸いにもファイナリストに選ばれ、ご縁があり陶山 祐司さんにアドバイザリーボードとして、チーム参加していただいた事も僕らにとって最大の利益。

彼のアドバイスで一番僕に響いたのは非常にポジティフなオーラで語り、ソーシャルビジネスをするものにみんな聞いてもらいたいもの。

僕の中でもやもやしていた「ソーシャルビジネスが儲かってはいけないという風潮が日本にはあるが、NSBCでは事業継続性を審査対象にしている。そのどちらに比重をおけば良いのか」との僕は問うた。

それに対して陶山氏は、「世間一般の空気を気にしていくのか、それともちゃんと事業化し利益をちゃんとだし雇用を増やしサステイナブルなビジネスを作っていくか、何をビジコンでつたえるのかは佐藤さん次第です」と。

今考えると当たり前になってしまったが、その時までビジコンだからこそ注目を得ようと神経が働き「空気に迎合しよう、多くの声に準じよう」としてしまっていているまだまだ甘い自分に気がつけた。

そこからはNSBCピッチでも、仏語圏アフリカの理解と課題と僕らの解決策、IPOを途中過程に含めた17カ国への販売戦略を知ってもらう機会にすると迷いがなくなった。

問題は7分間という時間。そこへ全部盛り込むという技。
そこへ向かって全メンバーが一丸となって、連日深夜までキリキリとストーリーを作り、資料を作りブラッシュアップを重ね7分のピッチを作り上げた。支えてくれた全メンバーに改めて感謝をしたい。

その苦労の結果、日本の新聞最大手の日本経済新聞によるソーシャルビジネスに対しての見解から、一定の評価を公の形で貰えた事は、僕らのTUMIQUI事業が評価を受けただけでなく、もう一つの目的である、日本から仏語西アフリカへのビジネス機会に対しても、幾ばくかの光を灯もせたかとおもう。

想いはフランスから始まり日本で熟成され仏語圏アフリカへ。

当日のプレゼン資料(WEB配布用に編集済み)
https://www.sucrecube.co.jp/wp-conte…/…/2020/02/NSBC-SCJ.pdf

 

JETRO主催アフリカ投資フォーラム、パリ登壇

パリ登壇終わりました!ホッと一息。
何だかんだと大きな会場でのフランス語でのプレゼンは初めてで、スポットライトが眩しくて参加者の方々の顔が見えず反応を汲み取れなかった事がまずの印象

というのは自分なりにもっと盛り上げたいと考えていたが、おそらく緊張よりもこの相手の反応が分からない事で焦りがでてしまった。持ち時間十五分も二分短く終了。Oh la la.

しかし今回からはプロダクトを見せてのプレゼンだったからか、終わってみたら大きな拍手を頂き、フェリシダシオンと握手。素晴らしいソリューションじゃないかと笑顔。ホッとしたな。

面白い事にセネガルとコートジボワールからやると言い切っているのに、南ア投資庁が停電で困ってるなどの話や、ナイジェリアで売りたいと在仏ナイジェリア人から引き合いがある。
プロダクトがあると即響くんだね。

所感
とにかく、国際ビジネスのスピードが速い事を思い出させてくれる機会だった。
名刺交換を求められた国はまずはコートジボワール、そして上記の南ア、ナイジェリア、エジプト、そしてフランスが一番多く、初めに出した国ほど今すぐ欲しいとの要望。
日本は1社/40社のみ。

明日にでも早速新たな仏人パートナーの力を借りて、これまでやってなかった南アとナイジェリアには既にあるプロダクトの販売を持って連絡を予定。これを持って平行販路としてフランスからのパスでもアフリカを攻めることに。

これは日本に注力した一年だったが、小さいながらもフランスの実績と商流や投資先を選択出来る日仏グループ連携の強みである。

とまぁ、よく考えたらフランス法人はジブチなどとも取引しているので実績がある。またこれまでもアフリカへもパソコンなど売っているのでグループとしてオフグリッドでは無いがアフリカビジネスはとうにしていたのだ。

さて、日本と打って変って慣れない言語(話は仏語、資料は英語)での講演会と、時差と疲れは出ているが、パートナーとレジメのご飯を食べながらのこれからの進め方の議論は楽しい。

あるフランス人弁護士が「失敗する理由がない」と言ってくれているがほんとその通りだと思う。
雇用を生み出すビジネスにならなければぼくはやらない。

反省会と今後のその先の方針も決めたがここでは割愛する。

最後に応援してくれている日本の皆さん、日本法人に、フランス法人のメンバー、そして僕の家族や仲間たち。みんなありがとうね。

多大な収穫のあるフォーラム登壇でした。

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