現在外務省セネガル投資促進ミッション参加中ですが、日本企業であれば誰でも参加ができ、高官や今回は大統領にまでお会いする機会など、民間だけでは成し得ないメリットがある。
ビジネスでは、マーケットのニーズを汲み取りつつビジネスを構築するが、アフリカマーケットは相手国の政策に寄り添い、人間関係を国のトップから、セネガル地方のタンバクンダの少年まで、マルチ階層で作っていくことで、確実に浸透していくことが出来ている。
ミッション参加も、大統領や大臣に会い、プロジェクトの認識をし協力を要請して行くのも一つの手段。外国人のスタートアップだって出来ることはすでに証明した。
そして、その国における外国人の特権は、その国に対してどの階層とも会えるチャンスがあり、話もできる。
そのそれぞれの階層の方々とビジョンを共有し、それぞれの役割の方々と、こちらもモードを切り替え合わせる事でプロジェクトを固める。そしてマーケットでテストをしてビジネスの確度をあげる。
それが54か国の中でセネガルで見出したやり方だ。
セネガルと違い、政府が弱かったり汚職が蔓延する国ではできない方法なので、それぞれの国で違うやりかたをする必要がある。
コートジボワールの拠点はコートジボワールのやり方を見出しているので、そこは粛々と進める。
TUMIQUIの目的はアフリカの経済発展。
その巨大マーケットの成長と共にビジネスが大きくなる事すらも手段である事を、どれだけ大きくなっても忘れないようにしたい。
大統領府での写真は
下記WEBサイトが出典です。
https://www.teledakar.net/…/senegal-ouvre-portes-aux-entre…/
海外に於いて「日系法人」の定義はいくつかあるが、外務省としての定義では「日本法人の海外投資」による親会社を日本にもつ子会社・関連会社を指すそうだ。
日本法人を作って進出した一つの理由であり、駐在事務所ではなく、れっきとしたセネガル法人とありながらも、日の丸🇯🇵の会社である。
12年前にパリで設立したSUCRECUBE TECHNOLOGIES は日本人である僕が起業したが、フランスで貯蓄したお金で起業し、日本から出資を受けていないので100%フランス🇫🇷の会社で外務省的には日本企業では無かった。
なので、2年前の日本へ進出は対日投資フランス🇫🇷企業として進出し、返す刀で今回対セネガル🇸🇳投資日本企業として進出した。
そういう意味で官民連携として認識している。
勝手にやるより、共に認識しながら進むのを僕らは大事にしている。
仲の良い大臣や高官を通じて見るに、寧ろセネガル政府側がこの努力をよくわかってくれているので、彼らのセネガルや西アフリカ発展の期待に応えたい。
さて、と話は逸れたが、
三菱商事
コマツ
カゴメ
大日本土木
シュークルキューブ(セネガル法人名: TUMIQUI Japon SASU)
と5社目に名を連ねる事ができました。
本日2/17月曜日の日本経済新聞朝刊(全国紙)の新興・中堅Biz (7)面で取り上げて頂きました。
日本経済新聞デジタル版の方ではカラーで見られます。
太陽光発電キット、セネガルに工場 シュークルキューブ
これまでの活動と、今後の活動の両面に着目頂き、デジタル版では欧州でもみられるとの事で、世界中へこれ以上ない「有言実行」の「有言」をさせていただきました。
外務省によるセネガルでの投資促進ミッション前にこのように取り上げて頂きタイムリーなご縁を感じます。
セネガルへの投資はダイレクトに出来なくとも、信頼出来る協業パートナーがいれば連携する事で如何様にも可能となる。
ヒトモノカネジョウホウの四資源を持ち寄り、それぞれがプロとして事業形成する事で不可能なことはない。それをずっと海外でやってきたし。
良い案件、それも東アフリカと特性が全く違い、安定したフランス語圏アフリカで!と我々は思っておりますので、どうぞファイナンス面でご一緒出来る方は是非仲間になって頂けると幸いです。
引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。
先日ファイナリストビッチを終えた第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト(NBSC)で優秀賞に選出されました。
第三回日経ソーシャルビジネスコンテスト受賞結果・ファイナリスト
https://social.nikkei.co.jp/final2019.html
日本経済新聞デジタル版記事
日経ソーシャルビジネスコンテスト、受賞4団体を選出
この約二年間、日本でアクセラレータ、ビジコン、JICA民間連携、などなどなかなか認められることはなく未完成だと。
その都度「時期尚早。次」と気持ちを切りかえ、明るく振舞いながらやってきていた。
その中で、メンターの一人がNSBCの締め切りは明日ですよとSNSの投稿を見て「これだな」とTICAD用に作ったカタログデジタルデータとWEB応募フォームへダイレクトに応募理由を書き申し込み完了、そんな応募キッカケだ。
結果、幸いにもファイナリストに選ばれ、ご縁があり陶山 祐司さんにアドバイザリーボードとして、チーム参加していただいた事も僕らにとって最大の利益。
彼のアドバイスで一番僕に響いたのは非常にポジティフなオーラで語り、ソーシャルビジネスをするものにみんな聞いてもらいたいもの。
僕の中でもやもやしていた「ソーシャルビジネスが儲かってはいけないという風潮が日本にはあるが、NSBCでは事業継続性を審査対象にしている。そのどちらに比重をおけば良いのか」との僕は問うた。
それに対して陶山氏は、「世間一般の空気を気にしていくのか、それともちゃんと事業化し利益をちゃんとだし雇用を増やしサステイナブルなビジネスを作っていくか、何をビジコンでつたえるのかは佐藤さん次第です」と。
今考えると当たり前になってしまったが、その時までビジコンだからこそ注目を得ようと神経が働き「空気に迎合しよう、多くの声に準じよう」としてしまっていているまだまだ甘い自分に気がつけた。
そこからはNSBCピッチでも、仏語圏アフリカの理解と課題と僕らの解決策、IPOを途中過程に含めた17カ国への販売戦略を知ってもらう機会にすると迷いがなくなった。
問題は7分間という時間。そこへ全部盛り込むという技。
そこへ向かって全メンバーが一丸となって、連日深夜までキリキリとストーリーを作り、資料を作りブラッシュアップを重ね7分のピッチを作り上げた。支えてくれた全メンバーに改めて感謝をしたい。
その苦労の結果、日本の新聞最大手の日本経済新聞によるソーシャルビジネスに対しての見解から、一定の評価を公の形で貰えた事は、僕らのTUMIQUI事業が評価を受けただけでなく、もう一つの目的である、日本から仏語西アフリカへのビジネス機会に対しても、幾ばくかの光を灯もせたかとおもう。
想いはフランスから始まり日本で熟成され仏語圏アフリカへ。
当日のプレゼン資料(WEB配布用に編集済み)
https://www.sucrecube.co.jp/wp-conte…/…/2020/02/NSBC-SCJ.pdf
平成30年4月13日付けに設立した国際ICT事業、国際ビジネスコンサルティング、途上国ビジネスの事業推進ならびにこれに附帯する一切の業務に関するサービスを行う日本法人 「株式会社シュークルキューブ ジャポン」(本社:東京都千代田区二番町1-2 代表取締役社長:佐藤弘一(さとう こういち)https://www.sucrecube.co.jp)(英表記:SUCRECUBE Japon Inc. 以下、「当社」という)は現在進めている西アフリカの未電化村落に通信と電気を届けるオフグリッド事業「TUMIQUI Projectツミキプロジェクト」の事業拡大のため、セネガルの経済特区サンジャラ市に100%出資現地法人「TUMIQUI Japon SASU」を設立しましたので、お知らせいたします。
1.新会社設立の目的
当社は、2018年4月より途上国における社会課題解決型事業として西アフリカの未電化村落へ電気と通信を届ける国際事業「「TUMIQUI(ツミキ)Project」( www.sucrecube.co.jp/tumiqui )を推進して参りました。現在はセネガル保健省の協力の元、現地診療所9カ所へTUMIQUIソリューションと呼ばれる携帯型太陽光発電と通信機器を組み合わせたキット「TUMIQUI Smart UHC KIT(ツミキ スマートUHCキット)」の導入が行われ試験運用を開始しています。また、2019年12月にはセネガル共和国サンジャラ市内の経済特区における教育施設及び保健施設にTUMIQUIソリューションを導入し、マルチセクタースマートシティ開発の協力プロジェクトに参画するためのMOU締結を完了しました。
セネガル共和国の現地法人設立は、本事業の理念とも言える「現地生産、現地雇用を増やし国力向上に繋げる」を達成する手段のひとつです。また、法人をMOU締結を行なったサンジャラ市内の経済特区に設立することにより、法人税率は30%→15%へ、関税優遇、保税陸港の活発な利用が可能になるなど、中小企業が海外ビジネスを行う上でのリスクを最小限に減らし、行政との連携によりスピーディにかつ収益性の高い事業展開が可能となりました。
今後は、経済特区の利点を活かし現地組立工場「アトリエTUQMIUI」を経済特区内に設立予定。機材の製造・保守・修理などをメインとする工場を持つことにより、セネガルのみならず西アフリカ全体を視野に入れた事業展開のためのプラットフォームとして、役割を担っていくことを目的としています。
2.新設会社の概要
(1)名称
TUMIQUI Japon SASU (日本語表記:ツミキ ジャポン)
(2)本店所在地
Zone Industrielle SANDIARA, Mbour (Thiès, Sénégal).
(4)代表者の役職・氏名
社長 佐藤弘一
(5)事業内容
TUMIQUIスマート本体の輸入、機材の設置・保守・修理、などをメインにTUMIQUIユニットを販売する。
また、現地事業に関するコーディネーション、調査、通訳翻訳、通信業などを含む。
(6)資本金の額
1,000,000 CFA (現地通貨)
(株式会社シュークルキューブ ジャポン 100%子会社)
(7)設立年月日
2020年1月9日
(8)事業年度の末日
12月末日
(10)関連会社
株式会社シュークルキューブ ジャポン(2018年4月13日創業)